ふぅ、なんて疲れるんだろう。これで99個目の仕事だ。

ー終わったさー?」

ナイスタイミングで兎…もとい、ラビくんが飛び込んできた。赤い髪は一発で判別可能な便利す
ぎる外見。

「うん。だからこれリーバー・ウェンハムに渡してきて。」
「ちょ、ひどいさぁっ」
「うるさい、自分のタイミングの悪さを思い知りなさい。あ、ボクが悪いという意見は認めない」
「えー!?」
「うるさい。何の用?」

観念してさっさと言いなさいという伏線を込めながら言う。ラビくんは一発で通じるから楽しい。
はぁ、と口を開く。

「…ユウがお呼びさ、 に「ユウくんが!?」
「あ、おい …!場所!?」

飛び出したボクに歯止めはきかない。ユウくんがいるならどこだって良い。
程なく

「ユウくーんっ!!」

跳びついてもユウくんは難なくボクを受け止める。目の前のアレンにはお構い無しだ。
…案の定、赤面してるようだけど、青筋も立っている。

、馬鹿兎に用件は聞いたか?」
「その前に言う事があるでしょ? お帰りなさいっ、ユウくん!」
「…あぁ、ただいま 。」
「用件って何? 遅いから聞いてこなかったの…」
「別に良い。ただ次の任務地について調べて欲しいんだ、科学班よりも詳しく、な」
「…うん!」

あぁ、100個目の仕事だ。だけどやっぱり楽しい。ユウくんの次の任務地は…あぁコムイさんと
リナちゃんの故郷・中国だ。広い国土のうちのどこだったろう、思い出せない。

「次の任務はお前とだからよろしくな」
「…!!」

あぁ、思い出せた。さぁ、急いで調べましょう、まずはラビくんを退かさなきゃ。すぐに終わらせ
て持って行ってあげる、ユウくん。


「ホント神田は に甘いですね」
「うるせぇモヤシ」
も神田には甘いんですもん、いいでしょ別に」





ツンのちデレデレカップル

(2人して天然の惚気)








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08/07/02

ぐはっ;;
ほんとにギャグですからぁぁぁ〜〜〜

つーかユキったらこんなに甘い子だっけ?(ちょ





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